総合工学プログラムの4つの特徴
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異分野の人と連携できるチカラを育成

既存の技術課題を解決するために、異分野間で連携。

理工融合の多彩な研究を展開しています。

異分野間で連携できる工学ゼネラリストを育成

社会に存在する様々な課題を解決するためには、多様な視点や豊富な専門知識を分野の垣根を超えて活用することが重要になります。

総合工学プログラムでは、工学の基礎となる知識を幅広く学ぶとともに、グループワークを通して分野横断的な活用の素養と共同ワークにおけるコミュニケーション能力を養います。

たとえば、毎週実施している『総合工学自習塾』では、学生同士が分からないことを教え合い、理解を深めています。

こうした学修環境を提供することにより、工学全体を俯瞰する視点を持ち、異分野間の連携を促進することのできる、工学ゼネラリストを育成することを目指しています。

グループワーク

総合工学自習塾

多彩な研究室

総合工学プログラムからは工学部のほとんどの研究室に進むことができます。

ここでは総合工学プログラムからのみ進むことのできる研究室をご紹介します。

そのほか工学部の研究室については、教員紹介のページでご紹介しています。

学科を超えて出会った研究室の仲間は一生の宝物です

有機反応デザイン研究室所属

大矢 和紀子さん

物質生命化学科の岡本研究室で、有機化合物の合成方法について研究していました。総合工学プログラムからの研究室配属は私を含めて2人だけだったので、最初はなじめるのか不安でした。

しかし、長い時間を過ごす中で絆が深まり、卒業研究が佳境になると休日も一緒に実験を行うなど苦楽を共にしました。今では、研究室の仲間は私の一番の宝物です。

社会に出れば仕事をする上で多様な人と連携し、置かれた環境に適応していく必要があります。研究室で1年間過ごして得た適応能力は、社会人になってからも必ず役立つはずです。

また、卒業論文の執筆とその発表を通して、人にものを分かりやすく伝えるプレゼンテーション能力が得られました。先生や先輩から何度もアドバイスをいただきながら少しずつ成長し、同時に相手の意図をくみ取る力も養われたと感じます。

これからは研究室での経験を最大限に活かして、有意義な社会人生活を送りたいと考えています。